電話診療について(2023/7/31で終了となりました)

新型コロナウイルス感染症の拡大に際しての当院での時限的な電話診療について

新型コロナウイルス感染症の対策のため当院での時限的・特例的な電話診療を4月上旬から行っております。電話診療を希望される方は以下をお読み頂きご連絡ください。


普段の診察と異なり電話診療は聴覚情報がメインとなり、診察で重要と考える「見た目」の視覚情報や身体診察所見が欠けるため、電話診療を受診される方にとって不利益となることを懸念しています。そのため基本的には「当院に慢性疾患等で受診歴があり病状に変化が無い方の定期的な処方」の利用を想定しています。

一方、国などから風邪症状の際に自宅での経過観察が呼びかけられている状況で、「自分は受診した方が良いのか、自宅での経過観察でよいのか」という相談も少なからずあります。医学的にも現時点で最適解はありませんが、限られた情報でしか判断できないというデメリットを了承いただければ、電話診療において人同士の接触が減り、感染拡大のリスクが下げられるというメリットがあると考えます。

なおこの電話診療は時限的・特例的であり、当院の状況によって予期せず変更し、厚生労働省が終了と判断し次第、終了となります


当院に慢性疾患等(高血圧症、糖尿病、高脂血症、慢性心不全、気管支喘息、甲状腺疾患、アレルギー疾患、免疫舌下療法、骨粗鬆症)で定期的に受診がある方

  • 病状に変化が無い場合は電話診療(電話での再診)をおうけできます。
  • 対面での診察が数ヶ月にわたって継続している方が対象です。
  • 病状に変化がある場合、一旦電話診療をおうけしますが、状況によっては医師の判断で対面診察を勧めますのでご了承ください。
  • いままで「オンライン診療」として認められていた日数を参考に、電話診療での処方は30日を限度とします。
  • 睡眠薬、抗不安薬、抗うつ薬の処方が中心となる方は電話診療では不適切と考えますので対面での診察をお勧めします。

当院に受診歴はあるが、上記以外の方

  • 発熱、咳、鼻水、喉の痛み、下痢などの急な症状の方の受診相談の利用を想定しています。(電話での初診)
  • 上記の方に、症状から状態を判断し、自宅での経過観察について説明します。状況によっては短期間の処方(7日間を限度)を行いますが、情報が限られているため、症状が持続または悪化する場合は対面診察が必要となります。
  • 新規での免疫舌下療法、睡眠薬、抗不安薬、抗うつ薬など電話診療では不適切と考えますので行っておりません。

当院に受診歴が無い方

  • 現時点で当院の電話診療をお受けすることはできません。かかりつけ医療機関への相談もしくは当院での対面での診察をお願いします。当院での対面での診察の際には、下記の「時間的分離」診察についてを参考にしてください。

上記を図にします。

電話再診フローver1.1

電話診療に関する費用について

  • 保険診療相当分 0-1100円程(3割負担のかた)+処方箋FAXおよび郵送等を希望される方は実費100円
  • 次回来院時にお支払いいただきます。(高額になる方は別途請求させていただきます)

写真は当院に通院されている方が作られた今年の干支のねずみさんです。