クリニックの機器
日常よく関わる健康問題に適切に対応する際に私が大切にしている事は・・・
- 患者さんに症状の経過などについてお話しをよく聴く
- 視診、聴診、打診、触診といった基本的な診察をする
この2つです。
その上で
- 診察での判断を補う
- 治療を急ぐなど大きな病院へ紹介が必要な際に医療者同士の共通認識が得られる情報源とする
- 慢性疾患のケアの質を向上させる
そのために以下の医療機器を選びました。
これらの機器の結果は院内で完結します。さらに精査が必要な項目に関しては、外部の検査センターに委託しています。
全自動血球計数器
- 赤血球(貧血の評価)、白血球、血小板の数の測定を行う機器です。
臨床化学分析装置(HbA1c、CRP測定)
- HbA1c(ヘモグロビンエーワンシー):糖尿病のある方のコントロールの指標です。
- CRP(シーアールピー):体の炎症の程度を測定します。
PT-INR測定器
- PT-INR(ピーティー-アイエヌアール):心房細動のある方などでワーファリン®を内服をされている方のお薬の効果を判定します。
心電計
- 健診で用いたり、心臓の動き、動悸の症状の精査に使用します。
X線装置およびCR装置
- いわゆるレントゲンで、当院ではCR装置を使ってレントゲン情報をデジタル化して保存しています。骨密度の測定も行う事ができます。
超音波装置
- 超音波で内臓の形状、動きを確認します。
呼気一酸化炭素濃度測定器
- 禁煙外来で使用します。呼気中の一酸化炭素濃度を測定します。
尿分析装置
- 健診で用いたり、尿の異常がある際に使用します