電話診療について

新型コロナウイルス感染症の拡大に際しての当院での時限的な電話診療について

新型コロナウイルス感染症の対策のため当院での時限的・特例的な電話診療を4月上旬から行っております。電話診療を希望される方は以下をお読み頂きご連絡ください。


普段の診察と異なり電話診療は聴覚情報がメインとなり、診察で重要と考える「見た目」の視覚情報や身体診察所見が欠けるため、電話診療を受診される方にとって不利益となることを懸念しています。そのため基本的には「当院に慢性疾患等で受診歴があり病状に変化が無い方の定期的な処方」の利用を想定しています。

一方、国などから風邪症状の際に自宅での経過観察が呼びかけられている状況で、「自分は受診した方が良いのか、自宅での経過観察でよいのか」という相談も少なからずあります。医学的にも現時点で最適解はありませんが、限られた情報でしか判断できないというデメリットを了承いただければ、電話診療において人同士の接触が減り、感染拡大のリスクが下げられるというメリットがあると考えます。

なおこの電話診療は時限的・特例的であり、当院の状況によって予期せず変更し、厚生労働省が終了と判断し次第、終了となります


当院に慢性疾患等(高血圧症、糖尿病、高脂血症、慢性心不全、気管支喘息、甲状腺疾患、アレルギー疾患、免疫舌下療法、骨粗鬆症)で定期的に受診がある方

  • 病状に変化が無い場合は電話診療(電話での再診)をおうけできます。
  • 対面での診察が数ヶ月にわたって継続している方が対象です。
  • 病状に変化がある場合、一旦電話診療をおうけしますが、状況によっては医師の判断で対面診察を勧めますのでご了承ください。
  • いままで「オンライン診療」として認められていた日数を参考に、電話診療での処方は30日を限度とします。
  • 睡眠薬、抗不安薬、抗うつ薬の処方が中心となる方は電話診療では不適切と考えますので対面での診察をお勧めします。

当院に受診歴はあるが、上記以外の方

  • 発熱、咳、鼻水、喉の痛み、下痢などの急な症状の方の受診相談の利用を想定しています。(電話での初診)
  • 上記の方に、症状から状態を判断し、自宅での経過観察について説明します。状況によっては短期間の処方(7日間を限度)を行いますが、情報が限られているため、症状が持続または悪化する場合は対面診察が必要となります。
  • 新規での免疫舌下療法、睡眠薬、抗不安薬、抗うつ薬など電話診療では不適切と考えますので行っておりません。

当院に受診歴が無い方

  • 現時点で当院の電話診療をお受けすることはできません。かかりつけ医療機関への相談もしくは当院での対面での診察をお願いします。当院での対面での診察の際には、下記の「時間的分離」診察についてを参考にしてください。

上記を図にします。

電話再診フローver1.1

電話診療に関する費用について

  • 保険診療相当分 0-1100円程(3割負担のかた)+処方箋FAXおよび郵送等を希望される方は実費100円
  • 次回来院時にお支払いいただきます。(高額になる方は別途請求させていただきます)

写真は当院に通院されている方が作られた今年の干支のねずみさんです。

かぜ症状がある時の様子のみかたについて

新型コロナウイルス感染例の報道などで、みなさまもご心配のことと思います。高齢の方が重症化しやすいこと、若年世代の重症化は少ないですが、感染者として別の集団に感染させる(クラスター形成)することで感染者が増えていくというこのウイルスの特徴がこれまでの情報でわかってきています。

ここでは感染の拡大を防止することで、重症化し亡くなる方を減らすことを目的とした、かぜ症状(発熱、咳、鼻水、のどの痛みなど)がある際についての対応について説明をします。


症状が初期で軽いとき・・・自宅療養をお願いします

説明

  • 普通のかぜも新型コロナウイルス感染症も、最初の数日は症状で区別はつきません。症状が出てすぐに受診しても、新型コロナウイルス感染症かそうでなかと診断することも困難です。
  • 仮に早く診断できたとしても肺炎や重くなるのを防ぐ治療薬もありません。 また新型コロナウイルス感染症の大半はかぜのような軽い症状のまま自然に治ってしまいます。
  • 一方で、症状がある時に外出や受診することで、外出先や待合室で感染を広める恐れがあります。
  • そのため、かぜのような症状が出ても、最初の数日間は受診せず、仕事や学校を休んで外出を避け、自宅療養をお願いします。
  • 手を洗い、水分や栄養を摂る、休養を取るなど、通常のかぜが治っていく時のようにゆっくり過ごしてみてください。
  • 自宅療養の期間は4日間です。65歳以上の方や糖尿病や心臓や肺、腎臓などにご病気がある方、妊娠されている方は2日間としてください。
  • 自宅では朝晩に体温測定をして、体調とともに記録してください。
  • でも自宅療養に不安なときもありますよね。その際は当院に電話でご相談ください。

症状が4日以上(65歳以上の方や糖尿病や心臓や肺、腎臓などにご病気がある方、妊娠されている方は2日以上)続くとき・・・「帰国者・接触者センター」へ電話相談をお願いします

説明

  • 自宅療養を行うと普通のかぜであれば、通常は3~4日間で自然に軽快傾向となります。
  • もし4日以上かぜの症状(発熱、咳、鼻水、喉の痛みなど)が続いた場合や、4日未満でも呼吸が苦しくなるなどの悪化の傾向があれば、新型コロナウイルス感染症を疑う必要があります。
  • 65歳以上の方、糖尿病や心臓や肺、腎臓などにご病気がある方、妊娠されている方は、新型コロナウイルス感染症が悪化しやすくなりますので、2日以上症状が続いた時点で新型コロナウイルス感染症に注意する必要があります。
  • これらの場合は「帰国者・接触者センター」にご連絡ください。

当院の対応についてと「帰国者・接触者センター」などの情報は下記のリンクのページをご覧ください。


このページは以下を参考に作成しています。

新型コロナウイルス感染症に関する当院の対応について(時間的分離を行います)

新型コロナウイルス感染症が名古屋でも広がり、みなさまご心配のことと思います。当院は施設の形態上、空間的に動線を分離することができませんので、高齢者、基礎疾患のある方、予防接種で受診される方などが感染されないように、受診される方の動線を時間的に分けることといたしました。2020/03/07より下記の対応を行います。

名古屋で新たな感染の場を作らないためにもみなさまのご協力をお願いいたします。


発熱、咳、鼻水、喉の痛み、下痢などの症状がない方

  • 月・火・木・金曜日     9:00〜11:00 および 15:00〜17:00
  • 土曜日                     9:00〜11:30

この時間帯は、当院にかかられている慢性疾患(高血圧症、高脂血症、糖尿病、気管支喘息、甲状腺疾患、アレルギー疾患)、皮膚症状、痛みなどの方を中心とした受診時間といたします。


発熱、咳、鼻水、喉の痛み、下痢などの症状がある方

  • 37.5℃以上の発熱や症状が4日以上続いた場合は、当院で診療をお受けすることができません。「帰国者・接触者センター(昭和保健センター)」に電話でご相談ください。
  • 高齢者・基礎疾患・妊婦の方は2日以上続いた場合に「帰国者・接触者センター」に電話でご相談ください。
  • 症状が強いときは早めに「帰国者・相談者センター」に電話でご相談ください。
  • 当院への受診は「帰国者・相談者センター」へ連絡後、かかりつけ医療機関へ相談してくださいと言われた方を以下の時間で受けつけます。電話で症状と心配なことをお伝えください。
  • 月・火・木・金曜日   11:00〜12:00   および  17:00〜18:15
  • 土曜日                   11:30〜12:30

上記を図にします

ver1.1


院内トリアージ実施料について

  • 発熱、咳、鼻水、喉の痛み、下痢などの症状がある方の時間帯で、これらの症状で受診された方には「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)診療の手引き・第1版」に従い、院内感染防止等に留意した対応を行うことで、院内トリアージ実施料を算定いたします。
  • 健康保険証の負担割合によって0~900円の窓口負担が変更となりますのでご了承ください

その他

すでに予防接種等で時間を予約されている方に関しては個別に連絡いたします。

更新履歴

2020/03/24 症状に下痢を加えました。

2020/04/17 厚生労働省からの事務連絡を参考に、院内トリアージ実施料について追記しました。

新型コロナウイルス感染症について

昨日新型コロナウイルス感染症対策専門会議からの見解が出されました。

ご心配のこともあろうかと思いますが、医療機関があらたな感染の場となることをとても懸念しています。以下お読みいただき、風邪症状、発熱のあるかたは「帰国者・接触者センター」への相談、自宅での療養、受診を考える際は電話での相談をご検討いただければ幸いです。地域のみなさまのご健康を願っております。



新型コロナウイルス感染症対策の基本方針の具体化に向けた見解

  • 感染の拡大のスピードを抑制することは可能だと考えられます。そのためには、これから1-2週間が急速な拡大に進むか、収束できるかの瀬戸際となる。
  • 仮に感染の拡大が急速に進むと、患者数の爆発的な増加、医療従事者への感染リスクの増大、医療提供体制の破綻が起こりかねず、社会・経済活動の混乱なども深刻化する恐れがある。
  • このウイルスの特徴として、現在、感染を拡大させるリスクが高いのは、対面で人と人との距離が近い接触(互いに手を伸ばしたら届く距離)が、会話などで一定時間以上続き、多くの人々との間で交わされる環境だと考えられる。
  • 我々が最も懸念していることは、こうした環境での感染を通じ、一人の人から多数の人に感染するような事態が、様々な場所で、続けて起きること。

みなさまにお願いしたいこと

 この1~2週間の動向が、国内で急速に感染が拡大するかどうかの瀬戸際であると考えています。そのため、我々市民がそれぞれできることを実践していかねばなりません。
 特に、風邪や発熱などの軽い症状が出た場合には、外出をせず、自宅で療養してください。ただし、以下のような場合には、決して我慢することなく、直ちに都道府県に設置されている「帰国者・接触者相談センター」にご相談下さい。

  • 風邪の症状や37.5°C以上の発熱が4日以上続いている(解熱剤を飲み続けなければならないときを含みます)
  • 強いだるさ(倦怠感)や息苦しさ(呼吸困難)がある
  •  ※ 高齢者や基礎疾患等のある方は、上の状態が2日程度続く場合

 また、症状のない人も、それぞれが一日の行動パターンを見直し、対面で人と人との距離が近い接触(互いに手を伸ばしたら届く距離)が、会話などで一定時間以上続き、多くの人々との間で交わされるような環境に行くことをできる限り、回避して下さい。症状がなくても感染している可能性がありますが、心配だからといって、すぐに医療機関を受診しないで下さい。医療従事者や患者に感染を拡大させないよう、また医療機関に過重な負担とならないよう、ご留意ください。